骨が無い
今日は5時前に表で開店の作業をしていると
寒そうにコートの襟を立てた紳士と、学生さん
らしきお二人が「まだ駄目ですか?」
トイレの掃除も途中だし、表も掃き掃除も水撒
きもまだだしと思いましたが、一昨日くらいから
の冷え込みはもう真冬並みでしたから・・・
とりあえず店の中で少しだけお待ちいただいて
ということで・・・
最後にテールスープをご注文くださり、暖まって
帰って頂けたかなと思っていました。
私がご予約の電話に出ている間に、お帰りな
られたのですが、テーブルをおさげしてきたの
が「テールの骨が無い・・・」
たんやのテールスープはとにかく肉がたっぷり
入っています。だいたい一間接分。
いくら丈夫な歯の持ち主でも、テールの関節の
骨をバリバリ砕くのは無理だと思うのですが。
ペットにでもお持ち帰りいただいたのならいいん
だけど・・・
器に何も残すことなく、喜んでお帰りいただいた
のなら、何も言うことはありません。
これは沖縄の「たんや」の親父とおかあさんが
約30年かかってつくった、当店だけの味。
おかあさんがいなくなって、今では当店だけで
しか出せないスープです。
寒い京都の冬も沖縄で生まれ、沖縄の人たち
に愛された「たんやのテールスープ」でぽかぽか
になってください。
http://www.tanya-kyoto,com
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