プレイヤーであること。

隠れシマー

2008年08月25日 00:16

今日でオリンピックも閉幕。いまだにそのオリンピック
と何の関係があって、早く開催されたのかよくわから
ない高校野球も終わりました。

長男と中学時代はチームメイトでともに中軸をを打って
いた子がホームランを3本も打って大活躍した大阪の
学校が記録ずくめの優勝をしました。

どこでこんなにも差が出てしまったのでしょうかねえ?

人によっては長男のほうが良いと言われていたので
すが、高校に入ってからの毎日の過ごし方が全然違
ったということなんでしょう。またいい勉強をしたはず
です。でもその差は強烈なほど歴然です。

野球といえば・・・
われわれ40年会の野球大会も先週開催され、また
楽しい時間を過ごすことができました。

今年も何人かの元プロ野球選手の参加もあり、新た
にエントリーした強豪校、伝統校ありで、久しぶりに
顔をあわせる人たちと楽しい野球をすることが出来ま
した。

名前を聞けば、どなたもがすぐにユニホームが浮かび
数々の甲子園での伝説や多くのプロ野球選手の出身
チームだと驚かれる学校が集まっていますが、そこは
もう43歳になった「なれの果て」の集いです。「お前、
ホンマに野球してたんか?」というプレーのオンパレー
ドで、一番元気でうるさいやつが一番下手で、足を引っ
張っています。私もそのうちの一人ですが・・・。

今年は初戦で27年前の選抜大会の再選、わが校と
W実が当たることとなり、当時試合に出られなかった
1学年先輩にも何名か来ていただきました。

結果は2対1で返り討ちにあいましたが、先輩のピッチャ
ーとバッテリーを組み、三振を取ったときの先輩の喜び
ようを見たときに、本当に清々しい、懐かしい、胸が熱い
鼻の奥がツーンするような気持ちになりました。

そんな先輩方から「お前の息子は敗戦後のインタビュー
で立派やったぞ」と言ってもらいました。

甲子園で優勝したチームの4番とは及びもつかない1回
戦負けのキャプテンですが、私はこの先輩の一言をもら
って胸のつかえが取れて、肩の力が抜けました。

地方紙に小さく扱われただけの長男の三年間の頑張りを
しっかり見届けてくれた人がいてくれたことを本当にありが
たく感じ、救われた気持で一杯になりました。

もうそろそろ意地を張るのもかっこ悪いと感じていた最近
でしたが、息子達に無言のプレッシャーをかけるためにも、
もうすこしプレイヤーでいようとも思いました。

野球は観るスポーツではなく、プレイして楽しいスポーツ
という信念をもう少し続ける気になりました。



そんなことを考えたりしていたお盆の前後も、8月は本当
にたんやは盛況にしていただいておりました。

店でもまだまだ経営者ではなく、プレイヤーでいたいと思
っております。

夏休みでどこどこへ行ってきましたとかいうブログが書ける
のは、もっと先のことです。