緊張するなあ。

隠れシマー

2008年03月18日 22:51

やはり、沖縄の方が来られることも多いんです。

サラダの野菜以外はほぼ沖縄からの直送の材料
で調理していますし、里帰りして来られたうちなー
の方たちも、本島ではこれは食べれなかったと言っ
てもらえるレベルの海ぶどうなんかも揃えています
ので、自信はあるつもりなんです。

入って来られた瞬間に解る、目つきや言葉、それに
独特の出で立ちと言うか服のセンス。

ホンマもんの沖縄のおばーがやってくるんです。

私の沖縄料理は玉城や糸満ややんばるの食堂を
何十件も食べ歩いて、松山の郷土料理店に無理や
り押し入って教えてもらったもの。

開店後も最近流行っているとか、今一番那覇では
おいしいはずとか言われる店には必ず行って、味
を探究しています。

50歳代くらいの大正区にいっぱい居そうなおばさん
は来られても、全く気にしないんですが、70~80
歳、もしかしたらもっといってる感じのおばーは緊張
するんです。

先ずは何を注文されるか。

大概、煮物や焚きもの系がメインになります。お孫
さんか子供さんかわからないですが、お連れの方
を相手に、ゆっくり、ぼそぼそとしゃべりながら評価
されている時間の長く感じること・・・。

「足てびち―」をおかわり下さい。

やったーよかったー。

この方たちに認めてもらうのが最高にうれしいわけ
です。普段友人の家のおばーに細かいことを教えて
もらっているから尚更です。「そんなにしないさー」
とか叱られながら。

たえちゃんちのおばーありがとう。ゆーりんちのおば
ー助かったよ。って感じです。



当店の足てびち―は那覇とまりん近くの11時には
港湾関係者で一杯になり、2時頃まではタクシーの
運ちゃんや社用車の営業マンで満員のある食堂の
煮込みに入っているてびち―をイメージして作って
ます。もちろん「あぐー」の足てびち―を使ってます。

http://www.tanya-kyoto.com