たんやの塩
開店以来、3か月に一度位のペースで早くから一人で店に入って
まるで「鶴の恩返し」のように、誰にも見せることなくする作業があ
ります。
「たんやの塩」を作るときは、必ず一人です。
「牛たん」を始めとし、スープや「あぐー」の料理にも、幅広く使用し
ている、京都と沖縄の「たんや」だけで守ってる大事な「塩」です。
今までに大変多くの方から譲ってほしいとお願いされていますが
これだけはどうして作っているか、お教えできませんし、お譲りす
ることも出来ません。
私の家族にさえ、教えていませんし、作る姿も見せてはいません。
言わば、「たんや」の命であります。
昨日も一人、店に籠って作りました。完璧です。
ただ一つ言えることは、相当過酷な作業で、仕上げた後はしばらく
放心状態になり、身体のそこらじゅうが、傷つきます。
まさしく鶴の恩返し状態になって作っております。
次の予定は8月の終わりか、9月の初旬。この時期にする作業は
まさしく、荒行と言っても過言ではありません。
沖縄と京都の「たんや」の味のベース。守り続けて行きたい味です。
今日は秘密を少しお話しました。
今週も金曜日、土曜日に予約が集中します。ぜひお電話ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
http://www.tanya-kyoto.com