沖縄への仕入れは超ハードスケジュールです。
店を1日だけ休んで、次の日の夕方には店に帰ってきて営業
します。滞在時間はほぼ24時間くらいでしょうか。
(農連市場は早くから開いてます。行ってみてください。)
その間に10件以上の仕入れ先と5件以上の料理店を回る様
な感じです。また15年ほど前、サラリーマン時代、最初に沖縄
へ仕事で行っていた時の様に、海を見ることも出来ないない
行程です。
夜の宴のあと友人たちと別れてから、3時・4時に24時間営業
のスーパーへ行って、食材の変化や値段のチェックをして、
新発売の商品なんかがあれば、おみやげ代りに買い込んできます。
そのあと一旦ホテルでシャワーと仮眠を取って、朝一で農連市場
で、ゴーヤ、島らっきょ、田芋、紅イモ、などの野菜をチェックして
持って帰れる分を買い込んで、仕入先にサンプルを渡して、出荷の
品質の確認をして、アグーの買い付けをしてと、次に沖縄へ行くまで
の仕入れの情報を取って段取りしておきます。
沖縄→京都の運賃は馬鹿にならないので、少しでも良いものを無駄
無く、仕入れるために、まさに今の情報が必要になってくるわけです。
あと忘れてはいけないのは、看板娘たちがバリバリと割ってくれる、琉球
ガラスのコップとやちむん(焼き物・陶器)を壷屋で買い足して・・・。
少しゆっくりできるのは、朝7時半ごろ、お店の開く時間まで、ほとんど
人のいない、国際通りのスターバックスで、ゴミ回収の車や歩道を掃除
しているおじさん達を見ながら、ボーっと半分寝ているときでしょうか。
あとはお世話になっている酒屋さんで期間販売の泡盛や新しい企画の
泡盛が無いかのチェックもして、手に入れてほしい泡盛を打ち合わせを
します。
本屋さんで新しく出ている沖縄の本を持てるだけ買って、午後一番の
飛行機に乗り込むとあとは飛び立つまでには寝てしまい、大阪へ着陸
したショックで目が醒めるという感じで、コーヒーのサービスもいつも席
の前に「お休みでしたので・・・・」のシールが貼ってあるだけです。
そこまでしても、行きたいのは、やはり食材への「こだわり」なんです。
沖縄の土と太陽の光で育ったゴーヤと、沖縄の海水で作った豆腐で作った
ものを「ゴーヤチャンプール」として食べてもらいたい。
(今回はこのおばあの「パパヤー」を買ってきて、パパヤー
チャンプルをその夜限定で出しました。もちろん完売です。)
料理に関して、まだまだ半人前の勉強中である私がができる、お客様に
嘘をつかない、ただ一つのこだわりです。
http://www.tanya-kyoto.com