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プロフィール
隠れシマー
隠れシマー
沖縄との関わり合いもそろそろ20年。
子供達も手が離れ出してきたので、
元気でもう一発沖縄で活躍出来るうち
にと、少しづつ少しづつ誰にも気づかれ
ないように京都から沖縄へ生活を戻し
ている途中。カウントダウン開始。
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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年06月06日

宮古んちゅ

昨日は最近京都へ引っ越して来られた宮古島ご出身のかたが
来店下さり、いっぱいお話しすることができました。

中学までは宮古、高校時代を石垣で、琉球大学を出て、米軍の
お仕事もされていたそうで、名護などにもおられたそうで、病気
の治療のために関西に来られるまでは、宜野湾に長くおられた
かたでした。

私は初めて触れた異文化である沖縄の歴史について、いろんな
かたの話を聞いたり、本を読むのが大好きです。

でも宮古の方の目から見た、本島や八重山のこと、本島に移って
からの宮古に対する考えなどは、非常に聞くことが困難で、興味
深い実体験が多く、話とお酒が進むにつれ、私の友達にも中々面
と向かっては聞くことができないような話までお聞きすることが出来
ました。

今年55歳になられるそうで、ほとんど失明の状態から、京都の病院
で受けた手術と治療で光を取り戻されたそうです。

たまたまガイドブックで見つけた当店を、退院後すぐに探して来てくだ
さったとのこと、5年前に沖縄を出てから、初めて口にしたと、オリオン
ビールをおいしそうに5杯おかわりされました。

夕方ついたばかりの、しま豆腐、海ぶどう、豆腐よう、いか墨にゴーヤ
チャンプルを楽しみながら、戦前、戦後、復帰前と復帰後のお話。

琉球王国の時代の八重山諸島や宮古群島のお話はここでは書けない
危ない内容や、使ってはいけないような、それぞれを揶揄した表現と方
言で、今までの私の知識を生の音声で私の頭と心に上書きしてくれました。

私の沖縄との関わり方を歓迎して下さり、二度と帰るつもりはないだろうと
おっしゃった沖縄にも、店をお立ちになるころには帰ってみてもいいかなあ
と、少し故郷を懐かしく思われていたご様子。

久ぶりにゆっくりと何人かのお客様とお話しすることができ、偶然にも京都
にある沖縄を感じるために来ていただいた、うちなんちゅーが私の店を気に
いってくださいました。

そういえば、早い時間にお一人で来られていた年配の女性も、沖縄大好き
グループの代表で、先乗りで様子を伺いに来たとおっしゃってました。

怖い気もしますが、私は店でお出しする物にも、沖縄に関しても絶対にうそ
はつきませんので、本陣が攻めてくるのを楽しみにしています。

お帰りになったあとのスープの一滴も、何一つ残っていない、食器のきれい
さで自信を持っております。

また沖縄の話をしに来てください。


(今は使われなくなって朽ち始めた防波堤のパーラーのバス。)
う~んキザ。かっこええ。

http://www.tanya-kyoto.com

  


Posted by 隠れシマー at 18:35Comments(0)